新疆ウイグル自治區(qū)烏魯木斉（ウルムチ）地區(qū)でこのほど、灰褐色をした雌の子ヤギが誕生した。子ヤギは高山地帯に生息するヤギの一種であるバンヨウ。體重2320グラム、體調(diào)42センチメートル、身長(zhǎng)35センチメートルで、國(guó)內(nèi)で初めて誕生した異種間核移植クローン動(dòng)物だ。
今回のクローン実験は、新疆金牛生物公司、中國(guó)科學(xué)院動(dòng)物研究所などの共同プロジェクト。専門(mén)家によると、今回の実験では、まずバンヨウの體細(xì)胞の核をヤギの卵細(xì)胞に移植して胚とし、一定の発生段階に達(dá)したところで発情期のヤギの母體に移植した。バンヨウの核を持つ胚を移植されたのは羊77頭とヤギ40頭で、このほかメンヨウ37頭がアルガリヒツジの核を持つ胚の移植を受けた。
誕生した子ヤギは、専門(mén)家が外見(jiàn)的な特徴を鑑定した結(jié)果、バンヨウと確認(rèn)された。バンヨウは絶滅の危機(jī)に瀕しており、クローンの成功は、絶滅危懼種とされる野生動(dòng)物の保護(hù)にとって今後大きな意義を持つとみられる。
今回の実験ではこのほか、バンヨウ3頭とアルガリヒツジ14頭が近く誕生する予定。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2004年1月30日
