第10期全國人民代表大會(全人代)第2回會議の第4回全體會議が10日午後、人民大會堂で開かれ、最高人民検察院の活動報告が聴取?審議された。
最高人民検察院の賈春旺検察長は、過去1年間の主な活動について次のとおり説明した。
全國の各レベルの検察機関は昨年、刑事犯罪の容疑者計76萬4776人を逮捕し、國を代表して81萬9216人を起訴した。職務(wù)犯罪の事件は3萬9562件(4萬3490人)立件?調(diào)査し、2萬2761件(2萬6124人)を起訴し、事件処理により直接被害額のうち43億元以上を取り戻した。汚職?収賄?橫領(lǐng)などの重大案件では計1萬8515件を立件?捜査し、不正金額が1千萬元を超える案件は123件。容疑者として立件され、捜査を受けた県クラス以上の政府幹部は2728人で、うち地?庁クラスの幹部は167人、省?部クラスの幹部は4人だった。検察段階で拘留期限を超過した555人のケースを適切に処理しなおし、昨年7月には拘留期限の超過をゼロとした。捜査や裁判の段階で拘留期限を超過した25181人のケースでは、適切に処理しなおすよう監(jiān)督した。こうした努力により、拘留期限を超過するケースは14省でゼロとなり、他の省でもほぼ問題が解決された。
賈検察長は2004年の活動方針について、次の4點を挙げた。
(1)職能?役割をさらに発揮し、社會の安定と司法の公正さを全力で守る。
(2)職務(wù)犯罪に対する調(diào)査?処理と予防を強化し、法律の監(jiān)督作用を強め、反腐敗の闘爭をさらに展開する。
(3)検察機関の改革を推し進め、検察権の法による公正な行使を保障し、社會の公平と正義の保護に努力する。
(4)検察官の育成をさらに強化し、全員の資質(zhì)と法執(zhí)行のレベルを向上させる。
「人民網(wǎng)日本語版」2004年3月11日
|