黃山は安徽省南部の黃山市に位置し、南北の長(zhǎng)さは40キロ、東西の幅は30キロ、面 積は1200平方キロ、風(fēng)景區(qū)に畫(huà)定された部分の面積は154平方キロ、國(guó)の重點(diǎn)的風(fēng)景名勝區(qū)の一つである。
1985年、中國(guó)の十大名勝地の一つに選ばれ、1990年に世界の文化と自然遺産に登録された。
唐の時(shí)代、有名な詩(shī)人李白は「黃山四千仞にして、三十二蓮峰あり、丹崖石柱を挾み、かんたん金の芙蓉あり」と詠じて黃山を「芙蓉の花」と喩えた。明の時(shí)代に旅行家の徐霞客は「薄海の內(nèi)外に、徽の黃山に如くはなし、黃山に登れば天下に山無(wú)し、観止なるかな」と賛嘆していた。また「五岳より帰り來(lái)たれば、山を見(jiàn)ず、黃山より帰り來(lái)たれば、五岳も見(jiàn)ず」とも言われた。
言い伝えによると、軒轅黃帝はかつて黃山で修練して仙人になったという。唐の玄宗は道教を信奉し、747年に黃山に改名した。
黃山には、36大峰、36小峰および蓮花峰、開(kāi)都峰、光明頂の三大主峰があり、海抜はいずれも1800m以上で、1000m以上の高峰は77もある。
黃山は、奇松、巧石、雲(yún)海、溫泉の「四つの絶品」で天下に知られている。樹(shù)齢100年以上の古い松の木は1萬(wàn)株もあり、有名なものは迎客松、送客松、臥竜松など31株ある。
黃山の峰が高く、谷が深く、樹(shù)木が密生し、降雨量が十分で、そのため、黃山の雲(yún)海は眼を見(jiàn)張るものがある。
黃山の溫泉は、水が澄んでおり、飲むことができる。
黃山は天然の動(dòng)物園と植物園であり、森林カバー率は56%に達(dá)し、植物カバー率は82.6%で、原生植物は1452種あり、動(dòng)物は552種ある。
黃山には、由緒ある寺廟、亭閣、古道、古橋、それに絶壁の石刻は200カ所以上ある。
黃山登りにはロープウエーがあり、大変便利であｆる。
黃山は、1990年、文化と自然の二項(xiàng)目で「世界遺産目録」に登録された。
CRIより 2004年10月22日
