中國(guó)國(guó)家海洋局は9日に「中國(guó)海洋環(huán)境質(zhì)量公報(bào)」を発表し、中國(guó)の全海域で昨年、水質(zhì)汚染の悪化がさらに進(jìn)んだことを明らかにした。汚染が特に深刻なのは渤海灣?江蘇省沿岸?長(zhǎng)江河口?杭州灣?珠江河口などの沿岸海域で、一部貝類(lèi)が汚染の影響を受けたほか、陸地から海洋への汚染物質(zhì)の排出が深刻化。広範(fàn)囲にわたる有毒赤潮も多発し、海洋生態(tài)系の悪化に歯止めがかからない狀況だ。これらの海域の主要な汚染物質(zhì)は無(wú)機(jī)窒素と活性リン酸塩。2004年に赤潮は96回発生し、2萬(wàn)6630平方キロメートルを覆った。有毒赤潮は20回以上発生し、7千平方キロメートルに被害を及ぼした。水質(zhì)基準(zhǔn)以下の海洋面積は昨年から2萬(wàn)7千平方キロメートル増えて約16萬(wàn)9千平方キロメートルとなった。公報(bào)は、海洋汚染の主要原因として、陸地からの汚染物質(zhì)の排出を挙げている。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2005年1月10日