日中両國間の矛盾と衝突には二つの深層要因がある。一つは急速な交流拡大に対して相互理解がはるかに追いつかないこと。もう一つは史上初めて対等の大國になったが、雙方とも心理的にこの現(xiàn)実に慣れていないことだ。
ただ長期的には、楽観的に見ていいのではなかろうか。21世紀(jì)の世界に、両國とも新しい覇権國家になり得ないので、友好協(xié)力の選択肢しか殘っていない。運(yùn)命共同體になりつつある経済関係も政治関係の改善を促していくに違いない。時(shí)間はかかるが、二大國たる日本と中國は必ずアジアと世界に対する責(zé)任を認(rèn)識(shí)し、また共同でそれを果たしていくだろう。