日本文部科學省と國連教育科學文化機関(ユネスコ)アジア文化センターは19日、中國教職員代表団の第5回日本訪問を歓迎するレセプションを東京で開いた。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
ユネスコアジア文化センターの白石勝會長が歓迎のあいさつに立ち、次のように述べた。
日本は2002年から中國教職員400人を招いており、そして今日また140人の先生方を迎えた。日中両國の國民間の相互理解と友好を更に深めるために、青少年教育に攜わる教職員の役割は重要である。教職員の方々がこの訪日を通じて、日本の教育の現(xiàn)狀と日本文化を理解し、帰國後に中國の學生たちに日本を紹介することで、日中友好事業(yè)の促進に協(xié)力していただきたい。
同席した中國駐日大使館の李東翔公使(教育擔當參事官)は次のように述べた。
中日両國は隋?唐の時代より留學生の交流が始まっており、教育文化の交流は今も両國の友好交流の要となっている。中日國交正常化以來、両國の教育と留學生交流は順調に発展してきており、大きな成果を収めている。これまでに両國はお互いに留學生を派遣しており、中國からの留學生が15萬人、日本からの留學生が10萬人、合わせて約25萬人となる。そのほかに、800以上の大學間で友好交流の大學間協(xié)定が結ばれている。
両國の教育交流の中で気が付いた事は、日本がかつて教育改革を進める上でぶつかった問題に、今中國が直面しているということだ。そして少子化と高齢化社會を向かえる日本が教育改革を行うという今の新たな狀況は、今後の中國が直面する問題である。中國の教職員が今回の貴重な機會を通じて、日本の教育発展における有益な経験を學習してほしい。
第5回中國教職員代表団は日本に18日到著し、2週間の訪日期間中は5つのグループに分かれ7都府県を訪問する予定で、日本の教職員との交流活動も予定されている。
この活動は日本政府の協(xié)力の下、ユネスコアジア文化センターが主催し、2002年から毎年中國教職員100人を招いていたが、両國の教育分野における友好交流を深める目的で、今年からは140人に増員された。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年10月20日