世界貿(mào)易機関(WTO)加盟5周年に際し、中國自動車産業(yè)5年間の発展について中國機械工業(yè)連合會の張小虞副會長は取材に答え次のように述べた。
――関稅の引き下げや國産化率規(guī)制の撤廃などという試練に直面しつつ、中國自動車産業(yè)は輸入製品の勢いに押しつぶされることなく急速な発展をとげてきましたが、その主な要因は何ですか?
近年の中國自動車産業(yè)の急速な成長は、第1に改革?開放をさらに進(jìn)めるという國策によるものだ。第2に1994年の自動車産業(yè)政策の積み重ねによる効果がある。1994年の自動車産業(yè)政策で國産化率40%、外貨バランス要求などを規(guī)定したことが、中國の自動車部品體系の確立を促した。第3に自動車産業(yè)の長期的な構(gòu)造調(diào)整によるものである。1994年から2000年までの7年間の自動車生産臺數(shù)は、年平均3%前後の増加に留まっていた。この期間に自動車産業(yè)は國有企業(yè)制度の改革、海外技術(shù)の導(dǎo)入、部品の國産化などの分野で努力を重ねてきた。
以上3つの要因が近年の自動車産業(yè)の急速な発展の基礎(chǔ)を築いたとするなら、2001年以降の3つの要素も同様に軽視できない。第1に自動車市場の開放がある。第10次五カ年計畫(2001~05年、「十五」)期間中に一般家庭への自動車の普及を促してから、個人消費が自動車市場を刺激し、初めてのピークを迎えた。第2に政府が相次いで合弁企業(yè)に認(rèn)可を與え、市場への供給を大きく増加させた。第3に自主ブランドの企業(yè)が相次いで生産許可書を取得し、自主ブランドの急速な成長により、一般家庭への普及が容易になった。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年12月14日